社員インタビュー RECRUIT

ご相談の真の目的や課題を把握し、
本当の課題解決を目指す

Hideyuki.T

2023年2月入社|ソリューション営業

――これまでのご経歴について教えてください。

別業種で培ったプロジェクトマネジメントスキル

私は、20年弱、エンターテインメント業界のIT領域に携わっていました。2004年からガラケー向け着信音の音楽配信を手掛け、レーベルに音楽の許諾をとることから、アフェリエイト広告の営業や全体のディレクション業務まで幅広く担当していました。その後、音楽ストリーミングアプリやソーシャルゲームの開発・運営に関わった後、ベトナムに自社開発向けのオフショア拠点開設の話があり、新しいことにチャレンジしてみたいと考え、初期メンバーとして6年強ほどベトナムに行っていました。そこでは、スマホ向けゲームアプリ開発のプロジェクトマネージャー(以下PM)を主業務として、UIのディレクション、パラメーターの作成、メンバーの管理業務などを行いました。私の場合、開発実務経験はありませんが、開発者と仕事をする上である程度知識が必要だと考えていたので、自分でも簡単なゲーム程度は開発できるようにしていました。ベトナムから帰国後は、ゲームやメタバースのプロジェクトに関与し、サービスの新規営業業務も含め、様々な業務を行っていました。

――クロス・コミュニケーションに入社したきっかけは?

ここでなら新たな知識を習得し、よりスキルアップができると感じた

コロナ禍になりテレワークが主体となったことが転職の大きなきっかけでした。いろいろな人とコミュニケーションをとることが徐々に少なくなり、スキルアップの停滞を感じるようになりました。この先のキャリアを考えた時に、このままエンターテインメント業界一筋で邁進していくか、それとも他の業界にチャレンジするかで悩み、より幅広い業界の知見を深めたいと考え、後者を選択しました。


前職の経験を活かして、アプリ開発会社を中心に検討していましたが、最終的にクロス・コミュニケーションを選んだ決め手は、幅広い業種のプライム案件を多く持つ環境下で、PMとして更に成長できるのではないかと感じたためです。会社のHPには開発体制や用いる技術等について詳細に開示されていたので、ここでなら自分の足りない知識を学んでいけるのではないかと感じました。


また、採用面接の際には、今自分に足りないと感じている部分も含めてお話したところ、「培ったスキルの内ここはこのような分野で活かすことができる」や、「当社でならこのようなプロジェクトに関わることができる」など真摯にお話いただき、お互いにコミュニケーションがしっかりとれたことで、入社後の仕事のイメージも沸き、とても良い印象をうけましたね。

ここでなら新たな知識を習得し、よりスキルアップができると感じた

――入社後のクロス・コミュニケーションの印象とは?

チャレンジを後押ししてくれる環境

入社してからの印象は、あまり変わっていませんね。社内の雰囲気もよく、比較的落ち着いている人が多いなと感じています。入社直後はわからないことが多かったのですが、社内にノウハウが蓄積されており、自分で情報をとりにいくことで解決することも多く、また、質問すると様々な情報を教えてもらえたので助かりました。前職と比較してにはなりますが、業務のフローはしっかり整っていると感じています。


また、これもイメージ通りだったのですが、チャレンジを後押ししてくれる雰囲気や、手を挙げることでやらせてくれるような柔軟性もあり、個人の特性をうまく引き出しながらチャンスを与えてくれる会社だなと感じています。実際、私も入社当初はPMを担当していたのですが、半年くらいたった頃からPMの延長線上でお客様への新規提案活動にもプリセールスとして携わるようになりました。


今ではソリューション営業の仕事がメインとなっています。様々な業種のお客様の課題から最適なソリューションをご提案していますが、エンターテイメント業界で培ったターゲットユーザーを掘り下げ、ユーザーの思考から仕組みを組み上げていくプロセスは共通していると感じますし、今後のキャリアプランとしてPdMへの挑戦も興味があったので、具体的に案件化する前からお客様と一緒に考えることができるのは、とても良い経験ができていると感じています。

――ソリューション営業の仕事とは?

ITのプロフェッショナルとして、お客様それぞれに合わせたご提案を

クロス・コミュニケーションにご相談いただくお客様の課題は、同じような開発のご相談に見えても抱えている課題は千差万別です。実績の多いアプリ開発やシステム開発のご相談をいただくことが多いですが、具体的にお伺いしていくと、アプリやシステムを開発することだけでなく、運用の見直しや既存システムの改修、お客様の想定に無い別のご提案等によって解決できる場合もあります。開発はあくまで手段ですので、お客様の目的達成や課題解決のために本当に必要な手段は何か、解決のための最適解は何かを、ITのプロフェッショナルとしてお客様と一緒に考えていくことが仕事になります。


ソリューション営業において細かい技術領域について詳しいに越したことはないですが、それよりも大事なのは、いかにお客様の真の目的や本質的な課題を把握し、提案内容の構築に社内の関係者を巻き込み、会社全体としてより良い提案ができるかになるかと思います。クロス・コミュニケーションでは、開発だけでなく、コンサルティング、市場調査、検証など、いろいろ組み合わせて提案できる幅も広いですし、今できないことでもお客様のために、新しいことにチャレンジする風土があるので、知識習得は大変ですが、営業として新しい知見を広げられていると感じています。

――働く上で大切にしていることは?

地道な関係性作りでお客様から安心して依頼いただけるように

お客様に寄り添ったご対応をすることが安心感につながると思うので、仕事をする上では特に意識をしています。ご相談を受けるお客様の中には、技術的な知識がなくお困りごとを抱えていらっしゃる場合もあります。そういったお客様に対して、課題を解決していくために、技術的にわかりにくいこともかみ砕いてご説明し、同じ認識を持ってご判断いただけるようにしています。


地道な関係性作りでお客様から安心して依頼いただけるように

また、お客様の不安を解消するために、当たり前のことではありますが、レスポンスを早くするといったことにも留意しています。お見積や契約締結など回答までお時間をいただくことに関しても、現状どのステータスなのかこまめにご連絡をとり、地道な関係性づくりを心がけています。ご発注にいたったお客様の中には、やはりそういった丁寧なやり取りの中で信頼をいただいていると感じることもあり、営業としてやりがいを感じますね。

また、案件を進めていく上で、社内の他部署の人と関わることも多いので、ものごとの伝え方や協力の依頼の仕方なども気をつけるようにしています。

――今後の目標は?

会社全体を巻き込んでシナジーを生み出したい

組織全体のパワーを上げたいと思っています。ソリューション営業は、パッケージ商材の営業とは異なり、各部署の強みや人材の特性などを把握しながら、それぞれの力をかけ合わせて、ご提案内容をブラッシュアップしていきます。今後も内外問わず様々な特性を組み合わせて最適な結果を出せるような仕事ができたらいいなと感じています。


個人的には、以前よりITコンサルタントとしての知識の幅は広がってきていると感じていますが、お客様の課題を解決する上で視点の狭さを感じることがあります。提案の仕方や、バリエーションはまだまだ足りておらず、上司に相談をする際に多様な視点に気づかされることも多いです。普段から業界誌などに目を通し情報をキャッチアップするよう心がけていますが、広い視点を持ち、知識レベルの幅も広げられるようにしていきたいですね。


私自身、仕事は待ちの姿勢でやっていても楽しくないと思っているのですが、クロス・コミュニケーションは仕事に対して自発的に動ける人、自分で判断をして様々なことに取り組みたい人にとっては、とても働きやすい会社だと思います。そういった方と一緒に働けることを楽しみにしています!

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