社員インタビュー RECRUIT

お客様の理想実現に向けてとことん考え抜く
「顧客ファースト」を目指して

お客様の理想実現に向けてとことん考え抜く顧客ファースト」を目指して

Takeshi.O

2013年7月入社|プロジェクトマネージャー

――これまでのご経歴と入社してからの業務について教えてください。

エンジニアとPMの両方の経験を活かして

クロス・コミュニケーションには設立から2年後の2013年に入社しましたが、その10年ほど前からIT業界に携わっていました。1996年頃は、まだPCが普及する前で、オフコンや汎用機を使用した業務系プログラムを行っていました。その後、2000年にネットバブルの波が起こった頃、同僚が立ち上げたベンチャー企業に創業メンバーとして参画し、Webエンジニアとして働きました。その会社は順調に成長し、上場企業へのM&Aを果たしたのですが、自分としては以前より業務に物足りなさを感じるようになり、取引先の上場企業に誘われ転職をしました。その後、人づてで数社経験し、結婚を機にエージェント経由で初めて転職活動を始めました。


いくつか検討した企業の中で、モバイルアプリを手掛けているクロス・コミュニケーションがありました。以前の仕事でクロス・マーケティングのアンケートシステムに関わる機会もあり、面白そうなことをやっている会社というイメージもありましたし、モバイルに関わる開発をやりたかったため、クロス・コミュニケーションへの入社を決めました。クロス・コミュニケーションには、当時も優秀なプロジェクトマネージャー(以下PM)やエンジニアの方が多く在籍しており、会社にとても活気がありました。入社後、初めて関わったのがFXアプリの開発でしたが、自分の関わったアプリが世の中に公開され、電車で隣に座った方が実際に使っているのを見かけた時はとても嬉しかったのを覚えています。その他、クロス・マーケティンググループの社内システムにも携わりました。

――プロジェクトマネージャーの仕事とは?

案件全体の統括を担うプロジェクトマネージャー

PMは、システム開発プロジェクトの責任者です。お客様の要望や要求をヒアリングし、システムの規模や機能を整理し、必要な人員確保、工数の割り出しを行い、予算やスケジュールなどを決定。自らが中心となりチームを結成し、プロジェクト全体を管理・推進していきます。


顧客やチーム内、他部署との折衝はもちろん、予算やスケジュールの決定も自身の責任で行うので、システム関連の知識やコミュニケーションスキルだけでなく、プロジェクト全体を俯瞰する力も必要となります。また、プロジェクト進行中での予期せぬ問題への臨機応変な判断や、問題が発生する前にリスクや課題を整理して未然に防ぐ力も必要です。また、スキルではないですが、PMはお客様の窓口となる仕事なので、案件に対して主体的に取り組めるか、人任せにせず自分事として捉えられるか、も重要だと思います。


僕はこれまでエンタメ、メーカー、金融、財団法人など、幅広い業界のスマホアプリ開発に携わってきましたが、特に印象に残っているのは、コンサルティング会社とタッグを組んだ大手航空会社の社内用コミュニケーションアプリの開発案件ですね。開発にあたり、UXアプローチを取り入れた手法を実施したプロジェクトです。空港で働く職員の方へアンケートやヒアリングを実施し、課題を抽出、導き出したペルソナに紐づくシナリオをベースに実際にワークショップを開催しました。ワークショップを通して洗い出した問題点や解決手段などをアプリの機能に盛り込むことができ、具体的なユーザーシナリオに沿ったアプリ構築を実現できた実績として、とても面白かったですね。この経験から先入観にとらわれずに、ユーザー目線に立ち返って掘り下げる姿勢が身についたと感じています。最近では、金融系の開発案件を担当することが多いです。これまで培ってきたノウハウを活かして、新規の提案活動にも加わっています。

案件全体の統括を担うプロジェクトマネージャー

――働く上で意識していることは?

「顧客ファースト」の姿勢を持ち続ける

仕事をする上で、「顧客ファースト」は常に心がけています。お客様のご要望の中には、予算やスケジュール的に実現が難しい場合もありますが、お客様が望む形を出来るだけ実現できるように、チーム一丸となって、どうしたら実現できるのか、とことん考え抜くようにしています。納得感を持って仕事をした方が楽しいと思いますからね。お客様のご要望に対して、できない理由をあげることは簡単です。しかし、そこに安易に流れるのではなく、お客様に数多くの企業の中からクロス・コミュニケーションをお選びいただき、ご依頼いただく意義を考えて、お客様と一緒にどのように理想の形を実現できるかについて真摯に取り組む努力をしています。

――あなたにとってクロス・コミュニケーションとは?

長い年月とともに会社の成長を実感


長い年月とともに会社の成長を実感

入社したばかりの頃は、まだ組織としては若い面もありましたが、モバイルアプリの黎明期から一緒に仕事をしたいと思う優秀で勢いのある仲間と多くのプロジェクトに携わっていたら、いつの間にか10年が経っていたという感覚です。入れ替わりはもちろんありましたが、昔も今も優れた技術を持つ仲間がいて、会社として確かな実績が積みあがっていると実感しています。大型案件の引合も多く、会社としての潜在的なポテンシャルがあるので、もっともっと成長できると信じています。


また、入社当初から今でも変わらず思っているのですが、クロス・コミュニケーションは、お客様に恵まれていると感じています。プライム案件が多く、各業界のトップ企業の皆様と対等に議論をしながら、専門家としてよりよいものづくりに向けて切磋琢磨できる環境なので、責任とやりがいを感じています。もちろん金融業界など特有の厳しさもありますが、社内でもナレッジを共有し、職種間で相談しながら対応しています。

――今後の目標は?

組織全体の力をあげていくために

モバイルアプリに携わりたいという思いや、優秀な方々と一緒に仕事ができる楽しさで、走り続けてきましたが、これからは、自分の成長というよりは、優秀なエンジニアやPMの仲間をさらに増やしてチームの力を上げ、より活気づいた組織に向けて貢献できたらと思っています。


私自身はエンジニア出身ではありますが、PMの仕事はエンジニアとしての技術的な知見の有無よりも、お客様の事業をいかに理解し、その中でどのようにITやモバイルを活かしていくかといった視点を持つことも求められます。当社のPMにも様々な経験をした方が活躍していますが、プロフェッショナルとしてお客様に伴走して課題を解決していきたいという方には打ってつけの仕事だと思います。

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