キャッシュレスの次はカードレス！導入事例をご紹介

現金を直接やり取りせず、オンラインで完結できるキャッシュレス決済。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、急速に普及が進んでいます。

さらにプラスチックカードを使用しないカードレスのサービスは近年増え続けており、ますます日本での普及は進んでいくと考えられています。

今回はカードレスを使用したサービスを紹介していきます。

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申し込みから決済まで！デジタルクレジットカード

スマホで申し込みから決済まで完結できるサービスの1つとして、デジタルクレジットカードが挙げられます。

今までは申し込み後にカード到着まで数日～数週間を要していましたが、その必要がなくなるということは私たちの生活がより便利になることが考えられます。

日本初のデジタルカードが登場

2020年11月クレディセゾンから『セゾンカードデジタル』が発表されました。

『セゾンカードデジタル』では申し込み後最短5分でカード番号が発番され、その番号を使用してすぐに決済をおこなうことができます。利用明細もアプリで確認することができます。

クレジットカードを申し込むハードルを下げ、いつでもすぐに利用できるその手軽さから注目をされています。

セゾンカードデジタル：https://www.saisoncard.co.jp/lineup/digital/

この『セゾンカードデジタル』はアプリ上にデジタルカードが発行されるので、カードを持ち歩くことは不要となりますが、希望者には従来と同様プラスチックのカードも発行されます。

また、このプラスチックカードは表にも裏にも番号が記載されていないため、不正利用やスキミングの心配が少なく安心して利用することができます。

この他にセキュリティ面で安心な点として、カードの決済が行われるとプッシュ通知で利用日時、金額、加盟店をお知らせしてくれます。もし身に覚えのない決済があった場合や紛失した場合は、アプリからカードの利用を停止にすることもできます。

Apple独自のクレジットカード『Apple Card』

アメリカではAppleがゴールドマン・サックスと共同で『Apple Card』というサービスを2019年に始めました。

『Apple Card』はWalletアプリ内で発行することができ、すぐにApple Payに設定して利用することができます。

アプリ上に現れるデジタルカードは初め白い色をしていますが、カード利用履歴によってオレンジや青、緑などの色が混ざったグラデーションのようなデザインに変わっていきます。

利用者の行動によって変化するデザインはデジタルならではですよね。

この『Apple Card』もiPhoneなどapple製品があればカードレスで使用できますが、申込者にはチタン製の物理カードも届けられています。

この物理カードにはカード番号やセキュリティコードが記されていません。カード番号はアプリ上で再発行することもできるので、海外旅行など不安になった時はカード番号を変えることで安全に使用することができます。

Apple Card（アメリカのみ）：https://www.apple.com/apple-card/

進むカードレス化

クレジットカード以外にも、様々な業界でカードレス化は進んでいます。

スターバックス公式アプリ

スターバックスの公式アプリでは、デジタルスターバックスカードを発行でき支払いに使用することができます（入金はクレジットカードかApple Payから行います）

またそのデジタルスターバックスカードを使用して、モバイルオーダーのサービスを利用することもできます。こちらのサービスはスマホから注文・支払いをすることで、店舗で並ばずとも商品を受け取ることができます。

その他にもポイント（star）を集めたり、e-Giftを送ったりとデジタルカード以外の機能も提供しています。

スターバックス公式アプリ：https://www.starbucks.co.jp/mobile-app/

まとめ

キャッシュレス・カードレスが進むことにより、私たちの生活はより便利になり「いつでも・どこでも」を実現できるようになっています。

大切なのは利用者の行動やニーズに合ったサービスを提供することではないでしょうか。

クロス・コミュニケーションではユーザーの利用実態を知り、その実態に対応できるUI設計を行うことを得意としています。